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二段階差益は難しい

通貨の金利差を利用して利益を出そうというのは、
投資ではもっとも基本的でわかりやすそうな部分なのですが、
通貨選択型の投資の場合、そんな単純な話にはならないようです。

日本の投資家がアメリカ社債を買うだけであれば、
本国での変動と、ドル・円の変動を考えればよいですが、
レアルとの差益も狙うと、日本円・ドル、ドル・レアル、
と二段階の交換が必要になるので、
もっとも得をするのがどの状況なのかがわかりにくいですよね。

金利差で利益をあげようとする場合は、
このような計算もちゃんとできるアタマがあって行うのでないと、
単に複雑で、考えを組み立てにくいものになってしまうのかも。

以前、BRICsがもてはやされたときに、
ブラジル・レアルの通貨選択型投信が流行ったことがありましたよね。

とくに、ブラジルでのカーワールドカップが決まり、
リオでのオリンピツクが決まりという時期は、
ブラジルの経済成長が資源高で絶好調でしたからね。

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日本の投資家が単に米国社債を購入するだけなら、投資のリスクは「米国社債の収益の変動」と「米ドル・円の為替変動」の組み合わせになります。ところが、「通貨選択型」のレアルコースにした場合、円を米ドルに交換し、さらに米ドルをレアルに交換することになり、リスクは「米国社債の収益の変動」と「レアル・円の為替変動」の組み合わせとなります。理解しづらいのは、この米ドルをレアルに交換する取引で、通貨の金利差を利用して収益(プレミアム)の獲得も積極的に目指す、とされている点です。

(朝日新聞 2017年6月14日)
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ジャンル : 株式・投資・マネー

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